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複雑なカーブをスムーズに縫うには?
お客様に「市場ニーズに柔軟に応えるために、複雑なデザインの商品をスムーズに縫製するコツを教えてほしい」とご相談いただいた際の対応策です。矢野商会が開発したRタイプバインダー(ラッパ)の高い性能が、問題を解決へと導いた事例です。
近年、単純なデザインの商品生産は、人件費の安いアジア各国などへシフトし、国内での縫製はより高度な技術を要求する、複雑なデザインの商品が大半を占めています。 特にテープ巻きの縫製個所については、インカーブやアウトカーブなど細かなカーブを多様した複雑なデザインへの対応力が要求されます。こういった要求にスムーズに対応するための策を教えてください。
そこで、当社では以下のような対応策をご提案、お客様にも大変お喜びいただきました。
カーブのテープ巻き用に威力を発揮するRタイプバインダー(ラッパ)
当社が開発したRタイプバインダー(ラッパ)は、複雑なカーブのテープ巻きに対応可能です。
直線的な形状をしたバインダー(ラッパ)では通常、インカーブ部分の縫製には対応できません。そこで当社では、ラッパ口金の長さを短くし、独特のカーブを持たせた形状のRタイプバインダー(ラッパ)を開発。角度のきついアウトカーブやインカーブのテープ巻きにも適しているこの製品をおすすめしました。
爪タイプバインダー(ラッパ)もカーブに対応
また、カノコ式バインダー(ラッパ)のうち、特にラッパ先端が短い爪タイプのバインダー(ラッパ)も、カーブの縫製に適しています。
ただし、カノコ式はテープが口金部分から直角に折れて出てくるため、抵抗が生じやすいのが難点。厚物など素材によっては、縮みや反りの原因となりますので、ご注意ください。
使用したバインダー(ラッパ)はこちら
- Rタイプバインダー(ラッパ)
- 皮革など厚みのある素材にも、ラクラク対応!矢野商会でも高い実績を誇るバインダー(ラッパ)です。
- 爪タイプバインダー(ラッパ)
- 薄物の縫製に特化したカノコ式バインダー(ラッパ)。そのうち、爪タイプのものはRタイプ同様、角度の急なインカーブ、アウトカーブにも対応。
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